色々と便利な池袋に住んでみたい!

不動産としての池袋とは

実際に拠点として使用する場合

池袋という街並みについて紹介してきたが、ここからはそんな池袋を観光、もしくは遊ぶ場所として利用するだけでなく、衣食住をする場所として利用する点から見た池袋の良さを考えてみよう。池袋そのものの街を考えてみれば、住むとなれば生活品の調達などは一切困ることはないだろう。あらかたの商業施設が集中しているため、食料品や衣類といったものを近所で一式そろえることが出来るのは便利の一言だ。値段というものを考えないでの見解だが、元々は住宅街としての色合いが強かったことを加味すれば住んでみるのもいいだろうと考える人は居るだろう。

実際、池袋の不動産としての価値は年々高まっている。ただこの人気は池袋という街が構想されていた過程の中で培われたもの、という風に分析することも出来る。何故か、それはこの街にはビッグカメラやロフト、リブロにパルコといったような大型商業施設を運営している企業の本店が集中しているからだ。有名企業の歴史がその始まりを告げたのがこの池袋ということもあって、年膜の中では断然池袋の不動産は桁違いの人気を獲得している。そのため誰もがこの池袋の出展を目指そうとも考えている、その一例としてあげるならラーメン屋がとても参考になる。池袋は数多くのラーメン屋が出展している東京都の中でも、激戦区として数えられているラーメンを中心に経営している飲食店がひしめき合っているからだ。通による評論本や食べ歩きマップなどにも頻繁に特集対象としてあげられているように、池袋に来たらまずはラーメンを堪能するという大食漢の人もいるくらい、有名な場所となっている。

ここからはそうしたことも含めて、池袋がどんな街並みとなっているのか、不動産としての側面から考察していこう。

現代と昭和の両方を感じさせる街

駅前こそ4つの繁華街で構成されているため非常に現代的、アーティスティックな建築物が集中しているが、池袋も駅から少し離れればその様子が一変する。レトロという言葉が似合い、そしてこの街がかつて持っていた側面を思わせるような、現代的な色を感じさせない前時代の色合いが広がっている。またかつて池袋の顔として、その歴史においてどす黒くその存在感を発揮していた闇市というものがこの街には確かに存在していたと、そんなことを思わせるような場所もある。東池袋のグリーン大通りから少し離れた場所こそ、そんば違法の取引が公然として行なわれていた場所の名残がいまだに残っている。大半が再開発において既に駆逐され原形を留めていないが、昭和中期まで栄えていた日本の闇を知ることができるという意味では貴重な場所だ。現在でこそ公にした物は存在していないが、一歩踏み入れるところを間違えてしまうと身の危険性もあるため注意が必要な場所でもある。

またこういった場所にはいまだに経営している居酒屋などもあるため、そこには昔なじみの人達が頻繁に訪れるという、古き池袋を知る人々にしたら憩いの場となっているのだろう。観光地として有名だが、そこから少し離れた場所に足を踏み入れればまさに裏の側面を垣間見ることが出来る。不動産という観点から見る池袋はそんな二面性を思わせる街であることを強調しているといえる。

平成生まれの人達から見る池袋とは

さて、こうした不動産としての池袋を考察してみると年代によってやはり見る部分が異なってくる。大まかに分類してみると、

  • 昭和中期以降に誕生した人:闇市を始めとした、社会の掃溜めとしての印象
  • 昭和終期以降に誕生した人:東口を中心とした繁華街から見る、観光地としての印象

といったように分けることが出来る。昭和でも闇市が一斉摘発される頃に誕生した現在50代前後の人々からすれば、その当時池袋という町に持っていた印象と、現代の変貌している池袋の変化は目に余るところのはずだ。ただそれもある時代の人々からすればの話だ、筆者も昭和生まれの、それもまもなく年号が変化する時期に誕生した身としてみた場合には、池袋にそんな闇市があったという印象は持っていない。それこそ平成に生まれた人々にしてみれば、その話を聞かされる前は池袋は繁華街で有名だと思っている人も少なくないはずだ。

どちらの側面も正しく、そして間違っていない。両方ともが池袋という街を表現する際には重要な要素であり、そしてかつて社会の裏を体現したような闇が広がっていたことも認めなければならない。今の日本ではそうした裏社会の尻尾を見ることもないが、戦後間もない時代においては人々の暮らしと闇は非常に密接な関係にあったといえる。人によっては印象良くない池袋という街だが、それは戦後に限定した話だ。それ以前の池袋はその当時とはまた異質の、そして野望や大義といったような部分を感じられる街でもあった。それが先に述べた芸術家が集う街という印象だ。

芸術という意味では今でも強い

闇市という社会の裏を少しばかり覗くことが出来る池袋だが、現在ではそこまで色濃く印象に残っているわけではない。昔を感じさせる街である事は古風でいいことでもあるが、ネガティブな部分を残しておくなどと考える事はさすがにない。それでもどこかで繋がる場所はあるかもしれないが、関わることを良しとしないで見た方が良い。

そんな池袋でも闇市が開かれていた時代よりも前、芸術家が多く居住区として選択していた街としての特色は今でも残っている。芸術分野において貴重な文化財や歴史的建造物といったようなものも残されているほか、近代建築の三大巨匠とまで呼ばれた明日館などを手掛けた日本の建築史において有名な『フランク・ロイド・ライト』が設計した洋風の建物も残されているため、その手を研究している人からすれば貴重な資料が集まっている街でもある。

観光する場所としても名指しできるほど有名なこの街並みを見に来る人もいるくらいだ。池袋が単純に商業としての不動産価値はいまだ衰えることはないと、そう分析することが出来る。