色々と便利な池袋に住んでみたい!

現代~将来の池袋

かつてはこんな構想もあった

街並みとしてだけでもある意味観光としての意味合いで見所が沢山ある池袋だが、現在新たに日本の電波塔として建造された『東京スカイツリー』を池袋に建てようという案も出ていたことはそれなりに有名な話だ。確かに電波塔を建設する事が出来れば更なる観光事業の推進を期待することが出来るといったビジネス面で期待することが出来るのは明白。そういう意味でもなんとしてでも権利を獲得しようと奔走したと噂に聞くところだ。ただそれはほかの地域でも同様で、当時池袋と同じく東京スカイツリーの建設には『さいたま市』・『墨田区』・『港区』・『練馬区』・『台東区』・『千代田区』といったところが是非ともこちらにと、立て続けに立候補した。結果として墨田区に建設されることになったが、単純に考えても東京の新たな名所が建てられたら財政的な面で更なる収益を挙げることが出来ると、そんな風に考えている魂胆が堂々と見えているのでそれもどうなのかと思ってしまうところだ。

既に東西南北の繁華街が観光名所としても十分は存在感を発揮している池袋だが、かつては東京スカイツリーも池袋の建設しようと半ば躍起になっていたというのだから掘り起こせば面白い、興味深い話題が続々と出てくる。池袋にはその他にも現在構想中、もしくは建設中といったようなそんな構想事業がいくつかある。池袋がどのような進化を遂げようとしているのか、ここでは少しその点についても考察してみよう。

路面電車が池袋を闊歩する?

池袋にはLRT計画があると言えば、どれだけの人がこの言葉が意味するところを理解できるだろう。筆者は初めて見たとき、何のことだろうかとさっぱりだった。それで気になって調べてみたのだが、こんな計画が出ているのかと、少し興味が出てきたのだ。

LRTとは略称で正式には『Light Rail Transit』というモノで、意訳すると『次世代路面電車』となっている。かつて日本には電車は電車でも、現在のところで語られているような大掛かりなものばかりが街中に有ったわけではない。自動車と同じように路面を並行して走行する路面電車が当たり前のように、東京の街を流れていた。現在でも本当に限られた路面電車の運行は行われているものの、既に多くが活動を停止しているため、現代に近づく人ほど乗ったことがないという人も多くいると思う。筆者も路面電車には乗ったことがない、それに類する電車には乗車した事はあるが性質としては少し異なっている路線のため、除外していいだろう。

そんな路面電車を池袋の、東口に建設して移動手段として用いるべきだといった計画が出ているというのだ。計画の内容や問題点、様々な交通事情を加味するといったことすべてに関係なく、計画そのものの内容としては非常に面白いといえる。単純に見世物としてもそうだが、利用するという意味でも決して不便に感じるとは思わないだろう。

そもそもどうしてこの路面電車という計画が出ているのかについては、東口ならではの混雑の解消が課題として置かれている。元々商業施設のほかにオフィス街としての性質もあるため、平休祝祭日に関係なくこの周辺はいつも人ごみで形成されている。渋谷も似たようななものだが、この付近に用がある人があまりにも多いからこそ、混雑を少しでも解消する手立てはないだろうかと考えてのことだ。

混雑を解消することも大事だが、この計画の真髄ともいえる本質部分に当たる計画の概要として挙げられているのは『駅周辺を歩行者専用道路のトランジットモール化』というところにあるという。よく分からない単語が出てきたので、まずはトランジットモールについて説明しよう。

トランジットモールとは、北米都市において、自家用自動車の通行を制限し、バスや路面電車などの公共交通機関の進入・運行のみを許可した形態の歩行者道路のことを指す。

トランジットモールにすることで今まで自家用車で来れた場所を訪れなくなってしまうという問題もあるが、そもそも移動手段に自動車を使用しない公共交通機関で来る人を呼び込むためのものという風に考えていただければいい。こうしたトランジットモール化にすることで渋滞が頻繁におきる東口周辺の交通事情を解消すると同時に、公共交通機関における収益にも影響を与えることが出来るというのが、この計画の真の目的だと見ても良いかも知れない。

思惑はそれぞれ錯綜しているとしても、単純に見てもこの計画は実行するのは中々興味深いといえる。確かに問題点といったような部分はあるかもしれないが、そういうことも織り込んでも観光という点で更なる普及を期待できる。またコレまでオフィス街としてしか見られなかったエリアも東口周辺2km単位で計画が本格的に始動すれば、大規模な商業エリアへの変貌も期待できる。計画構想が出始めたのは2008年のこと、すでに6年近く時間が計画しているがまだまだ開発段階へとシフト出来ていないため難航しているのだろう。このLRT計画がどうなるのか、これからも見ていきたいところだ。

他にもこんな計画が進行中、もしくは構想されている

池袋のトランジットモール化については非常に面白い案だが、その他にも現在進行形で開発が進められている、もしくはこんな構想計画も存在しているといったようなものもある。現在池袋でどのような開発が進行しているのか、主だったものを少し取り上げてみよう。

豊島区役所の移転

現在豊島区役所は東池袋にあるが、これを南池袋に新庁舎を建設して機能移設が考えられている。この移転については今年を目処にと考えられているらしいが、どうして移転しなければならないのかというと東池袋駅周辺では現在様々なビルの開発が進行している。東池袋を更に発展させることを目的としており、今後益々その機能を肥大化させていくことになって行くことになるために、新庁舎での移転が考えられているという。

西口広場の整備計画

池袋といえば東口という印象が強い人もいるだろう、繁華街としても商業施設が集中しているほど盛んな場所となっているが、その反対方向に位置している西口には目立った構想は存在していないのも有名な話だ。一方が既にビジネス面での特徴を出しているため無理に開発することもないということなのだろう、そんな西口において現在計画段階ではあるが西口駅前広場を整備するという案が出ているという。目立った特徴を持っていない西口駅前広場も整備されれば印象が変わることになるため、人を呼び込むという意味ではやる価値はあるといえる。