色々と便利な池袋に住んでみたい!

4つの繁華街

池袋の名所とも言える繁華街

池袋の歴史を紐解いていく中で絶対に語らなければならない点がある、それは池袋駅を中心とした東西南北に存在している『繁華街』についてだ。池袋に普段から訪れている人ならわかると思うが、繁華街によっては出店している店の種類も異なっている。中でも先に紹介した外国人が住んでいる印象が強い街としても知られている点で、北口には中国系の料理屋が集中していることでも有名だ。そのため北口周辺には一層チャイナタウンを構想するべきではないだろうかとも考えられているほどだ。構想自体については中国との国交が回復しないことには中々実現するのは難しいかもしれない、そうした問題がクリアになれば可能性は有るかもしれないがあまり高望みをしないでいた方がいいかもしれない。

北口の他にも池袋の繁華街には様々な特徴が存在している、立ち並んでいる店についても異なっているのは当然としても、街並みもその街並みに合わせたものになっているため色合いも異なっているものだ。そんな池袋の繁華街について、ここで少し考察を加えてみよう。

人の往来が多い東口

筆者視点だが、池袋の繁華街の中で最も人通りの多いのは東口だと考えている。集中している施設等も関係しているが、そういう意味でも4つある繁華街の中では人の往来が一番激しいと見ている。東口にはどのような施設があるのかを改めてあげてみると、

  • サンシャインシティ
  • パルコ
  • 西武百貨店
  • ビッグカメラ

といったものが立ち並んでいる。イベントなどがあればサンシャインシティには何千人という人が訪れることもあると考えればダントツだろう。休日はその人通りの多さから歩行者天国として開放されており、ゲームセンターやカラオケといった娯楽施設も集中している。

また東口といえば日本一の広さを誇っている店舗として有名なジュンク堂書店もこちらに立ち並んでおり、さらにリブロといった書店が集中していることでも有名だ。そのため都内屈指の書店激戦区としても知られているほどだ。書籍購入に関して困らないと考えればありがたいが、逆に広すぎて探すのが手間だという問題も出てきてしまうのが少々気になるところではある。

そんな東口だがニーズに合わせて拡大するべきだという構想も出ているという。その範囲は来たから南にかけて広がっていくことでより需要に適した街並みを形勢して行くべきだと言われているという。それだけで一体どれ程のお金が動くことになるのか想像も出来ないが、それだけ池袋の町において重要な商業拠点だと分析することも出来る。

文化と芸術がある、西口

東口が大衆向けであるなら、西口は一般的に言うなら文化と芸術が集約している街並みとなっている。駅周辺には東武百貨店はあるが、歩いた先には立教大学といった教育機関や東京芸術劇場といったような芸術関係の施設が立ち並んでいる。そのため東口に比べるとやや静かな街並みを見ることが出来る穏やかな雰囲気を醸し出していることも印象的だ。

西口といえば小説『池袋ウエストゲートパーク』の舞台としても知られているのは有名すぎる話だ、さらにはライトノベル『デュラララ!!』もまた池袋を舞台とした作品としてそういった、メディア作品のファン層からも愛されている街としても名高い。そんな池袋駅西口にある他の施設として、

  • メトロポリタンプラザ
  • 東武ホープセンター
  • ロサ会館
  • 池袋演芸場

といった施設も有名所として知られている。

南口は全く別次元

北口は中国系の料理店が集中し、東口が池袋にある娯楽の中心地、そして西口は文化と芸術を堪能することが出来る街並みとなっている。では残る南口にはどんな街並みが広がっているのかというと、三者とは異なる閑静さがある。もちろん飲食店などが集中している明治通りなどは人通りも激しいかもしれないが、少し歩いた先には高級住宅街としても有名な目白方面へと繋がっていることもあり、この付近は住宅街としてのイメージが一番強いだろう。また人通りの少なさを印象を更に強めるように南口にはリブロブックス池袋本店などの駐車場が建設されているなど、よほどのことでもない限りは人ごみが出来る場所ではない。

こうして4つの繁華街として見ると、それぞれがそれぞれの個性を確立している四面性漂う街並みも中々面白いといえる。しかも各々が個性豊かに発揮しているという時点で異色な町並みだということも理解できる点だ。そう考えればかつてこの街が闇市と暴力、飲み屋といった場末の街であったとは思えない。根付いてしまった印象を完全に取り除くことは出来ないにしても、それを感じさせない街並みという構想理念は成功したといって良い。

4つの繁華街を結ぶ連絡通路

池袋といえば東西南北に広がっている繁華街が何より印象的だが、コレだけ広いと正直往来するだけでもかなりの体力を消費するものだ。駅の中を通過できればショートカットが出来るものだと、そう考える人は少なくないと思う。筆者としても、何かと乗降車に関係なく駅構内を通過できたらと思う事は常々だ。別段そこまでしなければならない理由もないが、駅を超えた先にある繁華街から繁華街への移動ほど、億劫なものはない。池袋のような都心でさえも感じられる、踏み切りを待つ時間は絶え間ないほど苦痛な時間になったりするものだ。この件に関しては度々夕方のワイドショーなどで特集が組まれているほど、問題視されているところだ。現在ではそれほど話題にはならないが、踏切が下がると最悪10分以上あがらないと言うのを聞いたときは唖然としたものだ。電車って便利だけど面倒くさいなぁと、つくづく思ったものだ。

都心ともなれば人の行き来は住宅街を中心としたところとは桁違いだ、特に乗り換えの激しい池袋ともなれば、踏切を利用して移動するなどと考える人はそうそういないと思う。池袋の北から南、東から西といったように不便に感じる事無く移動できる手段はちゃんとある。それが地下に作られた巨大な迷路ともいえる連絡通路の存在だ。個人的には池袋の名所ではないかと考えている、コレで迷わずに一発でいけたら方向感覚に優れていると誇っても良いと思う。

ただ駅構内を通過しているため使用するには改札を利用しないといけないのかといえば、そこは駅の構想が考えられたときに既に考慮に入れられていたのだろう、電車に乗る用がなくても連絡通路を使用することが出来る、しかも条件付ではあるが二輪車の通過も可能となっている。このため、この連絡通路は24時間を通して人通りが絶えることはない、ある意味いつも賑わっている場所だということだ。

もちろん諸所の問題点や池袋ならではの地形的な特徴のためにこのような造りになってしまったことには、合えて言及しないでおく。1つ言えるのは面倒でも利用する人が多いということで、それだけで意味をなしているといえるのではないか。

さて、こうした連絡通路に関して最近では南デッキ構想案も出ており、線路上空を跨いで西武百貨店とメトロポリタンプラザとを連絡する通路を設置しようという案も出ている。現在はそれに向けての最終調整が行われている最中らしく、近々大規模な工事が池袋で始まるかもしれないとのことだ。線路の上に設置される連絡通路とのことだが、眺め的な意味で考えれば出来上がるのを楽しみにするのも一興かもしれない。