色々と便利な池袋に住んでみたい!

色々と蠢いている

お金の動きに敏感

乙女ロードが活気付いている理由については単純に女子だからこその買い物心理を巧みについている点においてもその例として当てはまるところだ。買い物をして、その後食事をする様はオタクという概念に当てはまらない、女性ならではのライフワークといえる。それが実現できたのも周辺施設がまるで示し合わせたかのような店舗展開をしているところに、成功の秘訣が隠されている。経営をするに当たってリサーチがてらといったこともあるかもしれないが、それが絶妙に作用することで乙女ロードは瞬く間にライトなアニメファンからディープな女性オタクまで一気に顧客として取り込むことに成功し、整地として崇められるまでになった。

乙女ロードの賑わいは年々増していくため、中には既に賃体として借りているビルでは手狭となってしまっているため他への移転も考えている所も出ているほどだ。またこうした乙女ロードの産業としての形態には不動産業界も注目を集めている。これまで不動産としてはそれほど価値がなく、決まった業種でしか成功しないと考えられてきたが、東京メトロと東横線の直通運転の開始などによって池袋はその様を変容させていき、さらに賃料という点でも変化を与えていた。中でも今年2014年の1-3が月における店舗募集賃料は一坪単価で約3万円に増加しており、年々その額を上げている。ちなみにだが、副都心として上げられている新宿と渋谷と比較してみると、圧倒的な賃料を誇っている新宿にはまだまだ遠く及ばないものの、渋谷と池袋を比較した際にはその賃料の差はかつては差が開いていたが、今では渋谷が池袋に差を広げられている状況にある。これはつまり、それだけ店舗出店するだけの利点と、成功すればかなりの収益を挙げられるという可能性を示唆していることに他ならない。

乙女ロードが話題となり、女性客が次々と池袋に新たなアミューズメントを求めて訪れるようになったことで池袋という街は、それまでになかった色を纏うようになっていった。

ナムコなど大手企業もシフトチェンジ

アニメイトを始めとしたアニメショップなどに感化されて大手ゲームメーカーとして知られているナムコ、さらにサンシャインシティにて家族向け施設として好評のナンジャタウンなども、こうしたアニメ好きの女性を呼び込むための取り組みが行われており、その年で人気の作品、または長年愛され続けている女性向けともいえるアニメなどを取り上げたスペシャルコラボ企画などを押し出して売上を挙げている。この動きは現在でも盛んにとりおこなわれており、最近では子供向けでは『妖怪ウォッチ』や、女性向けには『進撃の巨人』といった作品を特に押し出した企画が見られ、休日の池袋は盛大な賑わいを見せている。そこだけ見ればもはや言うこと無しの大ヒットを連発していると取れなくもないが、それではまだまだ物足りないと感じている人もいる。

そこで考えられたのが、秋葉原においてもはやある意味観光名所として知られているメイドカフェに対抗して、池袋では女性オタク憧れの『執事喫茶』なるものが店舗展開している。従士からの奉仕は誰にとっても夢のように感じられるが、現実と二次元ではその仕えているメイドやら執事やらが何かと規格外だったりするものだ。そのためこうした店ではお茶を楽しむというより、あくまで従士という理想を二次元で表現されたから、そのままの世界観で堪能したいという人が観賞用として訪れるためにある場所だ。食べ物やお茶菓子、そしてお茶などはあくまで付属品であり、その店では奉仕されることの嬉しさと、そして自分が見て聞いた二次元の世界での従士像を投影するために用いられている場所となっている。

何を言っているのか分からないという人もいるので、この部分は何も深い理解を求めようとは考えていないので聞き流してくれても構わない。それだけこの乙女ロードにおける産業展開は近年、活発にし続けているということだ。

アニメに比重を置いた集客力を

不動産として池袋を利用し、さらにはアニメが潜在的に備えている集客力を逆手にとって、この池袋では様々な業界が注目を集めている。中でもファッション関係の店舗はコスプレなどを楽しんでいるレイヤーの人達のコンテンツとして楽しむことが出来る売り場作りをするなど、乙女ロードの特性を最大限に生かした店舗作りを意識している所もあるほどだ。渋谷のギャル達において聖地にはない、副都心最大の街として構えている新宿にもない、池袋の見せ場としても大きな存在感を表現している乙女ロード、それに関係した店舗運営をする事が池袋東口におけるある意味勝つための手段として用いられているのかもしれない。

当たり前だが何も便乗すれば成功するといった、そんな補償がされているわけではない。もちろんある程度施行を絞って、それなりに計画されたものでなければ頓挫するのは目に見えている。年代なども考慮しなければならないが、そういう意味でこの東池袋では最近では料理教室といったものも開催しているという。アニメによって心ひきつけられて池袋に訪れた女性たちの心理は企業としても、そして専門家としても興味深いデータが取れると注目しているという。これまで新宿や渋谷にはなかった変化がこの池袋にも起こっている、それはこれまでになかったような新しい都心の開発へと繋がっていくのかもしれない、そんな風に分析している人もいるという。

エンターテインメント性を出していく池袋

先に話した池袋に住むことを考えるならという点では、アニメをこよなく愛している女性は近場に住みたいとそう考えている人もいるかもしれない。そんな池袋を擁している豊島区が遂にくとして動き出しており、新しく構えることになる区庁舎に隣接している豊島公会堂を建て替えて大型劇場にする案が出ている。そこで宝塚などの劇団を誘致しての劇場公演も想定しており、さらには中池袋公園に向けてアニメを放送する大型モニターを設置することも検討されているとのことだ。

初めは数少ないアニメ好きの女性達のために存在していた聖地池袋も、現在では区を上げての一大産業として利用されている事は驚きだ。それだけこの乙女ロードの勢いは目を見張るものがあるということなのだろう、そんな池袋に住んでみたいと考えるなら人気が殺到する前には居住を考えてみてもいいかもしれない。