色々と便利な池袋に住んでみたい!

乙女ロードを歩く女性たち

サブカルチャーと池袋

池袋としてはこうした乙女ロードの存在は困ったことになることもあるが、その反面街としては新しく人を呼び込むことが出来たものとして好意的に受け入れられている、そう考えることも出来る。何故そういえるのかというと、副都心として新宿・渋谷と同列と見なされていた池袋だったが、それも今から20年ほど前に遡ると同じ位置にいながら地味な印象が目立っていたと分析している人もいるほど、あまり目立ったものがなかったと言われている。その頃ともなれば池袋も駅交通はそれなりに整備されていて問題なく利用できたが、あくまで駅として利用しているという風に見られていたと受け取ったほうがいいほど、観光地としてはイマイチ押しの弱い場所だったという。訪れる人がいても、その購入層が老若男女関係なく訪れていなければどうしても偏りが出てしまう。池袋としても新たな観光地を作り出すという目的も兼ねて、様々な企業の店舗進出を後押しするような動きを見せるようになっていった。

そうした中で池袋は新宿でも、また渋谷にもない色で押し出していくべきだという結論に達したのか、現在の乙女ロードにアニメなどのサブカルチャー関係の店舗を構えて一大ストリートとすることとした。それが乙女ロードであり、若い女性という一般的な人までは含まないにしても、池袋を活気付けるだけの材料を呼び込むことには成功している。もちろんその他にも東京メトロと東急東横線の相互直通運転開始といった、更なる交通網の形成によって顧客を呼び込むことに成功した。恐らく時世の流れなども加味してのことだが、結果的に賑わいを見せている点だけで考えれば、進出した店舗にしてみれば今後も益々活気付いていくことになる産業であることに変わりはない。

初期の頃こそサブカルチャーではなく、池袋本来に備わっている街並みを昇華して発展しようとしたのかもしれないが、さすがにそれだけでは池袋という街がどんな人手も利用しやすい街にはなれなかったようだ。結果論からすれば乙女ロードが出来上がったことで東口の賑わいを更なるものへと進化させた点については、キチンと目視してみなければならない事実だ。

乙女ロードを歩くときには

そんな乙女ロードを歩くときには気をつけていることが在るという人もいるだろう。筆者はそこまで気にはしないのだが、男女関係なく人によってはアニメ関係のショップ商品を取扱っているショッピングバッグを持って歩いていると恥ずかしいと、そんなことを考える人がいる。今でこそオタクという文化がそれなりに世情に浸透してきたことから気にすることはなくなったという人もいるだろうが、どんなになっても体裁だけは気になって仕方がないと考えている人はいるものだ。そんな人達からすればそうした商品を買ったと、立ち寄ったということを気付かれないようにするために鞄を持って買い物にしていく人も多い。

特に女性、また乙女ロードともなればノーマルで同人業界にまるで縁のない人がその道を通ることもあるため、一般の人から見たらドン引きされないためにも大き目の鞄を持ち歩くことで購入したことを一目で判断されないようにする試みを取り入れている。乙女ロードを歩くときに必須な道具、またはこんな事前準備をしておけば当日失敗をしてしまうことも減るので念入りな準備は欠かせないとも言われている。ではそうした点も兼ねて乙女ロードを歩く時の指南書を紹介しよう。

持ち物として

1:少し大きめのキャリーバッグ
買い物の量にもよるが、それなりに量を伴うのであればショルダーやボストンなどのバッグにするのではなく、思い切って旅行鞄とは言わない程度の大きさであるキャリーバッグを利用する事がお勧めだ。買い物の内容によっては一店舗で少数しか購入しなくても、全ての店舗で買い物をするとなったら荷物としても増える一方だ。そう考えればキャリーバッグの方が便利だと考えている人もいる。
2:チェックリストの用意
同人イベントに参加している人なら既に判っていると思うが、事前にどんな商品を買う予定なのかといった指針を済ませておきたい。コレは買いたいものを優先的には出しておくとまずはそれらを確保してから、ゆっくりと展開されている商品を見る事が出来る。手に入れたかったものを先に懐に収めたら次はゆっくりと鑑賞して吟味する、オタクでなくてもじっくりと品定めをしたいのはドコモかしこも同じというわけだ。
3:初めて行く人は地図持参
乙女ロードは東口にあるが、何度も行ったことがある人なら問題なく辿り着くことが出来るだろうが、初めて訪れたとなれば少々行くのが難しい場所となっている。池袋という街の構造を考えてのことで仕方ないと諦めるしかないが、事前にスマホなどで地図で場所を確認しておいた方が心強い。
4:動きやすい服装で
これも同人イベントに参加している人ならわかっていると思うが、動き回ることを前提とした買い物を想定してるなら、当然それに見合った動きやすい服装で訪れるのがお勧めだ。荷物もキャリーケースに入れて持ち歩くことになったとしても重量は変わってくる。そうしたことも兼ねて上から下まで長時間歩き回れるようにしておくといいだろう。

聖地だからこそ気をつけて

さて、コレはもはや定番中の定番ともいえる注意事項だが、オタクにとって一番懸念すべき事は『自重すること』だ。乙女ロードが女性オタクの聖地、また男性にとっては秋葉原が聖地となっているが、二者択一でどちらとも金銭的な利用は程よく押さえることを覚えなくてはならない。さもないと財布の中にあるお金を余す事無く使用してしまうという、恐ろしい結果が引き起こされてしまうことがあるからだ。

折角乙女ロードに来たんだからと際限なくお金を使って行こうと考えるのではなく、事前にここまでなら使用しても問題ないだろうという程度にまで浪費を抑えなければならない。有り金全部使い切ってしまったから、一緒に来た友達に電車賃を請求している現場を、横から聞こえた事がある人もいるだろう。オタク以前に常識的だが、お金の使い方は計画的にしなければどこも同じ部分だ。